寝てもとれない疲れを取るのにおすすめの本

眠っているのに疲れが取れない。
1日中疲労感を感じている。
せっかくの休みなのに何もやる気が起こらないなどの症状が出ることはないですか?
「疲労」=活動をしたことによって生まれる副産物であり、病気ではありません。
都度都度で疲労をこまめに回復させることで、疲労を感じにくくすることが出来ます。
仕事を始めると自分だけの都合で休めなくなり、溜まった疲れを取るためにかかりつけ医に行き、また体に無理をさせるという悪循環に陥りやすくなります。

疲労を放置することで免疫力、抵抗力、回復力が下がりあらゆる病気の発症リスクを高めてしまいます。
この瞬間我慢出来たとしても、結果として寿命を縮める原因になってしまうのです。
では、1日の疲れを出来るだけ取るために何をすれば良いのでしょうか?

●疲労を放置することは人生最大のリスク

疲労とは体からの黄色信号のサインです。
日々の仕事に忙殺されている現代人は既に、自分の力で自然に回復できる疲労の範囲を既に超えてしまっていると「寝ても取れない疲れをとる本」の著者は言います。
若さの体力で乗り切れていると思っていたとしても、それは本当の回復力ではなく、単なるごまかしにしかなっていないのです。

回復しきれなかった疲労のツケは、後から必ずやってきます。
仕事の疲れを癒すために休日を全て疲労回復に充てるのでは、自分の人生の行動範囲を狭めている事と同じです。
新しい気分転換をするための行動が、疲労によりどんどん億劫になっていきます。
周りを気にして休まないことは素晴らしいことでも何でもなく、自分の疲労をより治りづらくしているだけなのです。
現代人はPCや携帯、TVなど様々な情報を得る手段があるために、

常に刺激にさらされる事で交感神経が働き続けています。
そうすると副交感神経が働かず、常に体は活動状態となり、休まっているという感覚が得づらくなっているのです。
布団に入ってしばらく眠れないという方はまさに、交感神経が働き過ぎているのです。
疲労を回復するために本当に効果があるものは、あなた自身の体質に合ったものを選ばないと意味がないと「寝ても取れない疲れをとる本」の著者は言います。
1人1人の性格や体質は違うので、疲れの溜まり方も取り方も1人1人違うということを覚えておいて下さい。

世間が言うから、広告で出てたから、今流行っているからという理由だけで取り入れるとかえって疲労を蓄積しているだけとなります。
万人に100%効果があるという疲労回復方法はないのです。
疲れを溜めること以前に問題なのは、自分に合わない疲労回復方法と気づかずに、その方法を継続し続けてしまうことです。
「寝ても取れない疲れをとる本」には、「体質&疲労タイプ」を見極める特製チャートがついているので、それによって自分の体質を知ることから始めてみましょう。

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●胃腸の疲れは全身の疲れにつながる

食事が体を作るので、食べ物が大切なのは周知の事実だと思いますが、「寝ても取れない疲れをとる本」の著者は食べ物よりも食べ方がより大切だと言います。
普段運動をしている人、あまり動かずにデスクワークをしている人など、人によって生活習慣はバラバラなので、健康的な人に憧れて食生活を全て真似したとしても、自分の体に合っていなければ健康になれるとは言えないのです。

疲労回復方法と同じで、万人に効く疲労回復食べ物というものも存在しないのです。
自分の胃腸の状態を把握しながら、自分に合った食べ方を見つけましょう。
胃腸の状態は舌を観察する、舌診で自宅で簡単に確認することが出来ます。
舌の状態が良い人は
①形:唇を底辺にした二等辺三角形で舌先が綺麗に尖っている
②色:薄ピンク色(中トロのような色味)
③苔:舌の付着物が白色で薄く舌の表面が透けて見えている状態
となっています。

舌からも、胃腸の不調サインを読み取れることが出来るのです。
胃腸を休める方法はとても簡単で、胃腸を空っぽにするだけです。
1日3食の人は1日2食に減らすことから始めましょう。
翌朝、体が軽くてお腹が空いてると感じた人は、しっかり胃腸が休まった証拠になります。
食べ過ぎてしまった時は次の食事までの間隔を空けたり、量を工夫するなど胃腸に負担をかけないように再度調節をすれば大丈夫です。

そして眠る3〜4時間前には夕食を終えてことも大切です。
眠る前に食事をとると
①睡眠中に血糖値が上がり、体内で脂肪が蓄積しやすくなる
②眠っている間も胃腸が消化活動を続けるために体が休まらない
といった事が起こり、寝ているのに疲れが取れないという症状が出ます。
夜遅くに食事を摂り続けている人は、慢性的な疲れから抜け出すことが出来なくなってしまいます。
日々胃を空っぽにする時間を作って寝ている間に胃腸を休めることで、疲れが溜まりにくい体になります。

今度は胃腸を疲れさせる食べ方についてです。
①早食いと②ながら食いです。
早食いが胃腸に負担をかけてしまうのは、噛まない、胃が追いつかない、食べ過ぎの3つが理由です。
早食いをすることで、細かく砕かれるはずだった食べ物がそのまま胃腸の中に行き、胃腸で全ての消化を行わないといけないので胃腸に大きな負荷がかかります。
仕事を役割分担した時に、仕事をしない同僚とペアになってしまったら、もう一方がその分の仕事量を引き受けないといけなくなりますよね。
消化器官も同じで、役割分担して活動しているという事です。
TVを見ながら、携帯で情報を集めながら、もしくは音声を耳から取り入れながら昼食時間を過ごす方も現代では多いと思いますが、このながら食いによって交感神経が働き続けることになります。
消化の役割を果たすのは副交感神経なので、何かをしながら交感神経を働かせて食事を摂ってしまうと、消化器官の働きが上手くいかなくなってしまいます。

食事時間は食事だけに集中して食後30分ほどの休憩を入れることがおすすめだと「寝ても取れない疲れをとる本」の著者は言います。
胃腸の疲れは体全身の疲れに繋がるので、ぜひ胃腸に優しい食べ方を心がけてみて下さい。

●「入浴」と「食事」の順番が疲労度を決める

疲れを取ることも大事ですが、疲れにくい体を作ることも心がけましょう。
仕事が終わった後に急いで食事をとる方も多いと思いますが、東洋医学では入浴→食事→就寝の順番が良いとされています。
入浴と食事の順番を変えるだけで、疲れの取れ方に変化が生じるはずです。
私も仕事から帰ってきてすぐに食事を摂っていたので、明日から入浴を先に疲れが取れるか試してみたいと思います。

私たちがスムーズに睡眠に入るためには副交感神経を働かせる必要があります。
入浴時間をリラックス時間に使用している方も多いと思いますが、意外にも入浴は交感神経を高めてしまうのです。
今まで入浴すると疲れが取れるという思い込みが合ったので、この事実にはびっくりしました。
入浴によって暖かくなった体の温度を元に戻すために、心臓が脈を早めて多くの血流を体に循環させます。
この際に交感神経が働いてしまうのです。
入浴によって気持ちはほぐれますが、身体を働かせてしまっているという事ですね。
食事は副交感神経を働かせて消化するので、入浴よりも食事を後に持ってきた方が効率良く睡眠に入れるという訳です。


少しでも疲れを溜めたくないという方は「寝ても取れない疲れをとる本」を読んで、日常生活に取り入れてみて下さいね♬

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