理想の自分に近づくためにおすすめの本 7日間でなりたい私になれるワーク

7日間でなりたい私になれるワーク」とは
人間が1日に6万回思考する内の95%である潜在意識と、5%である顕在意識のギャップを近付け、「人生の創造主」になる為の実践的なワークを詰め込んでいる本である

●人生で起こる出来事は自分が創り上げている?!

恋愛、仕事、人間関係など、この世で起こるラッキーな出来事や嫌な出来事を偶然か必然か考える人も多いと思うが、結論から言うと現実に起こる出来事は全て自分の6万回行われる1日の思考が作りだしている。つまり「必然」である。言い換えれば6万回も行われている自分の1日の思考を意識的に変える事で、自分の人生を思い通りに作り変えることが出来るという事である。この本は人間が1日に行う6万回の思考に焦点を当て、この思考を実践する為のワークを通して、誰もが理想通りの人生を創り上げるお手伝いをしてくれる、「思考の扱い方」を分かりやすく具体的に解説している本である。

●潜在意識、顕在意識とは?

人は1日に6万回思考し行動しているが、その95%は認識出来ていない潜在意識から起こる行動である。
残りの5%は◯◯が食べたい、アレコレがしたい、○○に会いたいなど、思ったり感じたり考えたりしている事が認識出来ている思考=顕在意識からくる行動だが、1日の顕在意識は6万回する思考のわずか5%である。つまり思考の中で重要なのは、思考全体の95%を占める「潜在意識」という事になる。

●夢とは潜在意識の世界

1日に6万回行われている思考は全て、意識しているしていないに関わらず、毎日「夢」となって寝ている間に潜在意識にインストールされていく。意識に「主語」は無いので、誰に、あるいは何に思った事でも、同じ内容として認識され、整理されずにただ潜在意識にどんどん蓄積されていく。夢が辻褄が合わないのはその為である。思考の量が少ない内容は自分の遠くで、思考の量が多い内容は家族や友人など自分の近くで現実化されていく。つまり現実化した出来事と自分との物理的距離で、潜在意識に蓄積している思考の量と内容を知る事が出来るのである。

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●理想の自分に近づく為には?

現実が苦しく、上手くいってないと感じる人は潜在意識と顕在意識のギャップが大きい人である。
理想の自分に近づく為には、潜在意識と顕在意識のギャップ(乖離)を縮める事が大事である。
「現実になる出来事」は、潜在意識に蓄積されている=思考が多いという事なので、分かりやすい。問題は「思考の量が少ない」出来事である。嫌だと感じる出来事は、「私はこんな事望んでないのに。。。」と思いがちだが、実は自分が気付いていないだけで、長い時間をかけて思考した事が蓄積されて現実化しているのである。潜在意識は思考なので、「心に思った事」が蓄積されている。
「みんながしてるから」
「そうならないと人にどう思われるか不安だから」
「親ならそう言うだろうから」
などのネガティブな言葉は全て「いらない」事として潜在意識に蓄積されていき、「叶わない」現実を引き寄せ続ける。では、ネガティブな思考を止めるにはどうしたら良いのだろうか?実は自分の思考を「認めてあげる」だけで良いのである。この時のポイントとしては自分を褒める必要がない事。ただありのままの思考を認めてあげるだけ。ネガティブな思考は「悪」では無いので、ネガティブになっていた自分を絶対に否定しない事。こうする事でネガティブ思考が解放され、理想の自分に近づきやすくなっていく。

●嫉妬しなくていい理由

先ほどの「夢」でも解説したように、潜在意識に思考が一定量蓄積すると現実化するが、蓄積している思考の量が少ないと、自分から遠い芸能人などに現実化し、蓄積している思考の量が多いと、知人→友人→兄弟という風に自分の近くで現実化していく。周りに自分の願望が起こり始めているという事は、順調に潜在意識に自分の思考が蓄積されている証明であり、最終的に自分に起こるという事である。だから嫉妬する必要はなく、ワクワクしながら願望が現実化する事を待っていれば良いのである。感情が思い切り動く時は、潜在意識に物凄い早さで思考が蓄積されていく。嫉妬は「周りは皆んな上手くいき、自分ばかり上手くいっていない」という「悔しい・怒り」などの恐ろしくネガティブな感情である。つまり周りに嫉妬すればする程、自分には「叶わない、出来ない」という思考を物凄い早さで潜在意識に蓄積し現実化し続ける事になる。周りに嫉妬している限り、理想の現実は訪れない。嫉妬にはデメリットしかないのである。ワクワクして現実化を待とう。

●周りの人は潜在意識からのメッセージ

学校、職場の先輩、身内など、誰にも1人は嫌いな人がいるだろう。よくアドバイスで「嫌いな人とは距離を置いた方がいい」と聞くと思うが、理想の現実を創る為には、実は嫌いな人と距離は置いてはいけない。そんな事ないと思うかもしれないが、「嫌いな人」というのは自分の思考が作り出しているので、距離を置く事で一旦解決しているように見えて、また嫌いな人は出現するのである。自分の「思考」を変えない限り。
ではどうすれば思考を変えられるのか?答えは人間が1日に6万回思考している内の95%を占める、自分の「潜在意識」を振り返る事である。

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●「嫌いな人」こそが自分の潜在意識を教えてくれる

「距離を置く」という行動は、自分はこんな現実を望んでいないという「被害者意識」から生まれる行動である。
上手くいかないと感じている人の思考には必ず「被害者意識」がある。
「○○さんのせいで嫌な気分にさせられている」
「○○のせいでお金が大変」
「○○のせいで毎日が苦しい」
と自分の苦しみを自分以外の誰かのせいにしている。
不満を抱くのは「私には変えられない」と信じているからである。「私には変えられない」は長年悩みから抜け出せない人の潜在意識が持つ共通の思考である。
また、他の人に思っている否定的な言葉は、潜在意識が「主語」を認識出来ない為、同じ内容として蓄積されていく。他人に対して否定的な事ばかり思っていると、自分が否定されたり、人が否定している・されている場面に遭遇しやすくなる。
対人関係の悩みの出来事は、忘れているだけで過去に思ったり、誰かにしていた事が潜在意識に蓄積され現実化された思考なのである。
この事に気づいても嫌いな人がいなくならない人は、そんな自分を「否定しない事」である。「分かったよ。そう思っているんだね。」と繰り返し声をかけ、不満を含むすべての感情を持つ自分を認めてあげる事。一見ネガティブな体験が時を経て、自分の心を育ててくれる大切な経験だったと思えるようになった時、自分は人生の創造主ということに気づき、人生の舵をきる事が出来る。

●「大好き」は、なりたい自分に近づく為の最強の思考

大好きな物を心に浮かべると自然と力がみなぎり、元気にならないだろうか。大好きにはやらされている感が全くない。自主的で積極的な非常にパワフルな思考である。
誰が正しい、何が間違っているという正誤・善悪のジャッジにエネルギーをいくら注いでも、その先に人生の幸せはない。永遠に潜在意識に被害者意識を置き続けるか、今からでも苦しい現実を作り上げてしまった自分の1日に6万回行われる思考を変えて「大好き」を大切に理想通りの人生を想像するかは、この本を読んだあなた次第である。

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