お金に困らない富のマインドセットにおすすめの本

「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」
皆さんにとってお金はどんなイメージですか。
私は今までお金を貯めることにあまりプラスのイメージを抱いていなかったです。
しかし身近な人が病気になってお金が必要になった時、一定以上のお金の蓄えは必要だと感じました。

お金についての普遍的な知識、そして真実を誰にでもわかりやすく解説してくれているのが「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」になります。
今貯金をしている方、これから貯金をしていこうと考えている方にもおすすめの1冊となっています。

「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」では、お金と上手に付き合う為には、勉強が出来る、知識があるといった頭の良さではなく行動力が大切であると伝えています。
金融の専門知識があるということと、お金に関して合理的な判断ができる事は決してイコールではありません。
「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」では性格が正反対の二人の登場人物が出てきます。

1人はハーバード大学卒、MBA取得大手金融機関の重役にも関わらず、欲を出してしまい破産してしまう人。
もう1人は地味な清掃員だったのにも関わらず、8億円もの資産を築くことを達成した人物です。
一般的に考えれば、誰でも出来る清掃員の給料はたかが知れており、大学卒の金融機関の重役には収入では到底叶わないはずなのです。
意外かもしれませんが2人の命運を分けたのは学歴や収入ではありません。
性格がよく深いか、忍耐強かったかの違いだけなのです。
お金の世界では、お金を上手に扱う為に何をするべきかの知識があることと、その人が実際に行動する内容は全く別になるということを肝に銘じて下さい。


教会に従事している牧師が清廉潔白な生き方を常にしているか分からないように、お金のプロも金融の知識を現実的に行動に移せているかどうかは別問題なのです。
人間にはAIと違い感情というものが存在します。
機会のようにどんな場面でも理路整然と自分の得だけになるような合理的な選択ができるわけではありません。

実はお金を扱う事に必要なのは数字ではなく、場面場面で変化する人間の心理、自分自身の心の動きを理解することだったのです。
逆に考えればお金に関する心理を学んで地道な行動をすれば、私達のようなお金の素人でも金融のプロよりも稼げる可能性があるということなのです。
最近では、年金が守られるかどうかわからない、老後までに2000万円必要など言われているので、各々で行動し情報を集め、何かしらの投資をして収入を得る必要があるでしょう。

私達もお金に関する人の心の動きを学ぶことで、時間を味方につける、忍耐強く長期的な視点を持ちコツコツとお金を貯める、コツコツと投資することが出来れば、誰でもお金に困らない経済的な自由を手にすることが可能になるのです。
「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」には、私達がお金と正しく向き合い、欲に溺れてお金で失敗しないためのお金に関する人間の心理が書かれています。

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●お金が人生にもたらす最大の価値とは何か?

お金に関する様々な知識の中で、私達が知らなければならない1番大事な事は、お金が人生にもたらす最大の価値は自由という事です。
幸せの価値は人によりますが、誰にとっても共通する幸せの基準は、「思い通りの人生を送れること」、誰にも何者にも左右されず自分で決定し選択し「自由に生きること」になります。
この自由を手に入れる為に私達は働き、学び、貯金に精を出すのです。

ある幸福度に関する調査では、幸福度が高い人は、人生を自分でコントロール出来ているという感覚をはっきり自覚していることを明らかにしました。
好きな時に好きな人と好きなことができる自由な生活を送ることが、人間を幸せに導いてくれるということです。

例にだすと、少額でも一定の蓄えがあれば、数日仕事を休んで遊びに行ったとしても、お金が無くなる心配をせずに済みます。
今の職場に合わない人がいれば、今の仕事を辞めて次の職場が見つかるまで貯金で繋げばなんとかなるとも考える事が出来、職場に対するストレスが減ります。
給料を基準に仕事を選ぶ必要がなくなります。

給料は満足いく額ではないけれど、自分が前から興味があった仕事をしよう!と思う事が出来ます。
1つの場所に縛られなくなるのです。
自分の好きなタイミングで仕事を辞め、また働きたいタイミングで興味のある仕事に就こうという選択肢を取ることが出来ます。
昔は終身雇用の考えが当たり前でしたが、最近ではお金を貯めて自由に生きるというFIRE的な考えがブームになっています。

帰宅後も届くメール、休日出勤に携帯にかかってくる電話など、精神的に縛られてしまう場面が現代は多いように感じました。
自分で自分の時間を好きに使えないということは、もはや誰かにコントロールされている、監視されている事と同じ事です。
アメリカ人の世帯収入の中央値は、1995年には約290万円だったのが、2019年には約620万になっていて、2倍以上にアップしています。

私達の生活は昔と比較して、どんどん便利に豊かになっている事は事実ですが、現代人は幸せどころか、不安やストレスが昔よりも増えているという調査報告があるくらいです。
現代はスマホやパソコンなど仕事の生産性を高める道具が数多くある事で、家に帰っても仕事ができるようになってしまい、仕事とプライベートの境界を作りづらくなってしまった人が数多く存在しているのです。

「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」の著者は、どんな人にとっても、節約してお金を貯めることはとても重要であると述べています。
ブランドを買う、高級車を買うなど、特に使用する目的がなくても貯金はするべきだと言うのです。
今私達が生きているのは、コロナ禍の影響もあいまって、一寸先でさえ何が起こるかわからないという変化の激しい先の見えない時代です。

だからこそ貯蓄は今後のリスクに対する備えとなるのです。
「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」の著者は、わたしたちは少しずつお金を貯める毎に、誰かに支配されていた自分の未来の時間を少しずつ手元に奪い返しているのだと述べています。

これからのお金のやり取りは日本国内の出来事だけではありません。
ネット環境が整った事でグローバル化がより進み、世界と肩を並べなければならない時代となります。
その時に勉強が出来る出来ないの頭のよさだけで勝負するのは簡単な事ではありません。
今までの固定概念に囚われない柔軟性こそ、頭の良し悪しの知識だけでは勝てない、現代における最強の武器になり得るのだと「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」の著者は言います。

お金を貯めるための節約は、工夫によって99%の人が実現可能な事です。
誰でもできて確実に効果があるお金を貯金する方法は、長期的な投資でも出世して収入を上げる事でもなく、意外かもしれないですが毎月の固定費を見直すなどの節約をすることだったのです。

「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」には、この他にも、投資の最重要アドバイスや、この世に無料のものなどないことについても紹介していますので、少しでも興味を持った方は本書を購入することをお勧めします♬
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サイコロジー・オブ・マネー

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