腎臓の老化現象とリン老化しない方法におすすめの本

「腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する」
人はなぜ老化するのか?
今45歳以上の4分の1はすでに腎臓が危険な状態にあります。
その声に耳を傾けよ。

「腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する」の著者は腎臓とリンの関係から老化の仕組みを解明する研究を続けている人物です。
老化したくない、いつまでも若々しくいたい。
老化や寿命に腎臓やリンが深く関係しているのです。

●老化と寿命のカギを握っているのは、「腎臓」と「リン」だった!

腎臓はおしっこをつくるための臓器でしょ。
リンは元素記号のPでミネラルだったよね。
と考えている人がほとんどだと思います。

しかし老化や寿命の鍵を握っているのはリンだったのです。
腎臓は生体内の状態を一定に保つ機能を持っています。
身体の中にある塩分、カリウム、カルシウム、リンなど特定の成分が多すぎても少なすぎても駄目なのです。

仮にナトリウムが大量に身体に入ってきたら、不必要な余分なナトリウムを尿と共に体外に排泄し、特定の成分が必要量を超えてしまう事がないように、腎臓は常に目を光らせて監視してくれています。

このような腎臓の「体内の環境を一定に保つための管理。調節機能」をキープ出来ているかどうかが、老化や寿命に深く関係しているという事が分かってきたのです。
身体から余分なものが排泄されなければ、体調も悪くなるし、

老化も進むのも当然でしょう。
摂りすぎてはいけないものとはなんでしょうか?
糖分、塩分、脂肪分などももちろん摂りすぎないように注意しなくてはいけません。
「腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する」の著者はリンだと言うのです。

リンの取りすぎは、糖分、塩分、脂肪分より厄介な事態を引き起こす可能性があるのです。
リンとは一体なんでしょうか?
リンはカルシウムと共に骨を構成している成分です。

リンの80%はカルシウムと結合し、水に溶けないリン酸カルシウムを作り骨の主成分となっています。
またリンは、DNAや細胞膜の主成分でもあるのです。
リンは様々な食品に含まれているので、普通の食事をしていればまず不足することはありません。
特にリンが多いと言われているのが、食品添加物です。

日頃から加工食品、ファストフード、スナック菓子を数多く取っている人は、腎臓や血管や細胞がダメージを受け、老化するスピードが早まっていくことにな理、慢性腎臓病、動脈硬化、心臓病、脳血管疾患などの病気を引き起こす事に繋がるので、リンの摂りすぎは命取りとなるのです。
リンの摂りすぎなに加えて腎臓の出す機能が衰えると、私達は急激に老化していく事になるのです。
腎臓が正しく機能しているという事は、生きるための必須条件です。

血中リン濃度が正常範囲内の人およそ4000人を対象とした疫学調査研究では、血中リン濃度が高い人は低い人に比べて、死亡率が7割も高くなるという結果も報告されています。
血液中のリンが少ない動物ほど寿命が長いと報告されています。
リンを溜めがちな動物ほど寿命が短く、排出の調節能力が高い動物ほど寿命が長いと予想されています。
リンを過剰摂取しないようにしましょう。

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●いつまでも若々しく老化しないために今私たちにできること

若々しく老化しないためにできる最強の方法
①「有機リン」を減らすという最強のアンチエイジングに取り組む
腎臓は全身の臓器を統括している超重要なものです。
日本では成人の約8人に1人の1300万人以上が慢性腎臓病にかかっており、もはや国民病と言っても良いレベルになっています。

慢性腎臓病とは、腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く状態。
放置したままにしておくと、末期腎不全となって、人工透析や腎移植を受けなければ生きられなくなってしまうのです。

早めにリンの摂取量を減らしていけば、慢性腎臓病を防ぐだけでなく、老化や病気のリスクを抑えて、長生きできる可能性もグッと高まるのです。
リンを摂取し過ぎると、まだ若いのに老けて見える、実年齢よりも老けて見えるといった事態を招いてしまいます。

逆に言えば、口から入るリンの量を抑えていけば、老化スピードが抑えられる可能性が高いのです。
「腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する」の著者は、今の私達の食生活は明らかにリンの取り過ぎだと警告しています。

必要量の倍以上のリンを、私達は摂取してしまっているのです。
食品添加物を合わせると、必要量の3倍くらいのリンを摂取している可能性があると著者は言います。

添加物の摂取量が多い人だと、だいたい5倍くらいの量を軽く摂取していると考えられます。
リンは無味無臭なので、注意を払うことがなかなか出来ません。
ではリンを摂取しすぎないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?
リンには①有機リンと ②無機リンの2種類があります。

有機リン吸収率は20%〜60%と食品によってかなり違いがあります。
無機リンは食品添加物として利用されていて、ほとんどの加工食品に含まれており、体内への吸収率はなんと90%以上。

口から入った添加物の無機リンは全て吸収されると思った方が良いです。
有機リンが含まれている控えるべき食べ物は、無機リンと違って絶対に取ってはダメというわけではありません。
リンという視点から見た食品の特徴としての注意として受け止めてほしいです。
肉類→肉はリン含有量が多い上に吸収率の高い食品の代表。
しかし非常に大切なタンパク資源なので、全面的にカットするのはお勧めしません。
食べ過ぎに注意。

牛乳→中高年以降は毎日のようにがぶ飲みするのは避けたほうがいいです。
プロセスチーズなどの乳製品→無機リンが使用されている添加物が入っている。
プロセスチーズではなく、ナチュラルチーズを選択するようにして下さい。
ソバやラーメン→ラーメンを毎日食べているような人は3日に1度や1週間に1度のペースにするなどして多少注意してください。

②「無機リン」を減らすという最強のアンチエイジングに取り組む
無機リン=食品添加物に入っているリンは、日々意識して減らしているかどうかで摂取量にかなり大きな差がついてしまうのです。

「腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する」の著者がお勧めするのは、食品添加物が多そうなものはなるべく買わないという戦法を貫くことです。
食品添加物が多そうな食品はできるだけ避けて下さい。
食品添加物をカットする基準
1 ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉を減らす
2 魚肉ソーセージ、かまぼこ、練り物などの水産加工食品を減らす
3 カップラーメンやファストフードを減らす
4 なるべく元の素材が分かる食品を買う
5 なるべく手作りのものを食べる
6 長く日持ちするものは買わない
7 いかにも着色料を使っていそうな食品は買わない
8 値段の安すぎるものには注意する
9 ◯◯料、○○剤という表記の多いものは買わない

③動き続けて、リンを骨に封じ込める
宇宙では、目に見える老化が一部ものすごいハイスピードで進行し、筋肉量が通常の約2倍のスピードで減り、骨量に至ってはなんて地上の約10倍のスピードで減っていってしまうのです。
ふわふわ浮いている状況では筋肉や骨は体を支えなくても良くなるので、筋肉や骨が体の重みを支えるという仕事から解放され、働かなくなるせいでどんどん機能低下してしまうようになるのです。
私達の骨は体の重みや運動刺激によって強くあろうとします。

ストレスがかかることによってそのストレスに負けないように、リンとカルシウムを蓄えて骨は丈夫になっていくのです。
宇宙空間のように体重や運動のプレッシャーが無いと、リンやカルシウムがどんどん血中へ溶け出していってしまいます。

その結果、骨が弱くなってしまうだけでなく、骨からリンが溶け出した事によって腎臓にも悪影響が及び、慢性腎臓病などが加速してしまうのです。
リンを体に溜め込みすぎないようにするには、食事でリンを取りすぎないようにするのに加えて、運動も必要です。

骨からリンが溶け出して骨粗鬆症や慢性腎臓病が加速してしまうため、私達は運動をやめるわけにはいかないのです。
運動には、骨からリンが溶け出すのを防いでくれるという超重要な役割もあったんです。
例え地上にいたとしても、たいした運動をしなければ早く骨が衰えじわじわとりんやカルシウムが流出してしまう。
最近では、座っている時間が長いと寿命が短くなるということも盛んに言われています。
骨があるお陰で体を支えることが出来、骨があるお陰で体を自在に動かして活動することができています。

腎臓とリンについての知識をよりアップデートしてみたいと思った方は、ぜひ「腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する」を手に取る事をお勧めします♬
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