最近はコロナ禍、ロシアとウクライナ問題など気分を落とすような様々な問題が起きていますが、1番暗示すべきは自身の国のことです。
日本は高齢化社会として年金問題も発生し、国内GDPは低下したまま。
国が国民を支える力が保障できないので、各自で投資や副業などに力を見出さなければならなくなってきました。
しかし日本は終わったと絶望するのはまだ早いです。
自分の力を信じて未来を切り開くのに遅いということはありません。
未来を正しく予測し、今のうちから準備を始めるのです。
この本の著者である西村博之さんは、2チャンネルという掲示板を立ちあげた事で一躍有名になりました。
以前に流行ったニコニコ動画の管理者でもありました。
私もYoutubeでよくひろゆきさんのLIVE配信を見て、色々な知識がある方だなと尊敬しています。
ひろゆきさんの凄いところは、常に冷静で前向き。
人生に対して落ち込むのではなく、分析をして行動するという選択が取れる所です。
少しでもひろゆきさんの考えに興味がある方は、ぜひ「ひろゆきのシン・未来予測」を手に取ることをお勧めします。
ひろゆきさんも人間なので盲信しすぎず、こういった考えもあるんだという前提で本書に目を通していただけると幸いです。
●テクノロジーで未来はどう変わるのか?
テクノロジーの進歩はここ20年間で凄まじく伸びています。
現在は自動運転、遺伝子編集、無人店舗、自動翻訳、ビッグデータ、VRとAR、オンライン診療など幅広い分野でテクノロジーが使われています。
iPhoneはもはや小さいPCのような役割をしており、毎年のように新機種が開発され続けております。
最近のコンビニやDVDレンタルショップでもセルフレジが数多く見られるようになりました。
店員の削減などにより、私達の働き口は少なくなると言われていますが、テクノロジーの進歩により未来はどう変化していくのでしょうか?
ひろゆきさんは「自動運転」は必ず普及すると断言しています。
スマホ運転による事故や、高齢者のアクセルブレーキ踏み間違いなどの不慮の事故が格段に減るというのです。
意外かもしれませんが、飛行機事故も電車事故も自動車事故も機械の不調というよりは、人間の操作ミスにより多くの命が落とされているという事に気づかなければなりません。
怖いのは機械ではなく、人間自身だったのです。
現在自動運転はレベル0〜レベル5までの6段階で設定されており、レベル3からは条件付きでドライバーが前方から目を離すことができるシステムになっています。
日本では2020年からレベル3の走行までは法律で許可されています。
車は便利なようで、実際使用している時間は10%と言われています。
残りの90%の駐車している時間を有効に活用できないかと考えられているのがロボタクシーという制度です。
ロボタクシーは車を使用していない時間に、自動でタクシー代わりに起動し、運賃稼ぎをしてくれるという有難いシステムです。
私も車を持っているのですが、考えてみれば車自体あまり必要のないものかもしれないなと思いました。
維持費もかかりますし。
ロボタクシーが運用されたら、ぜひ貸し出しして小遣い稼ぎをして欲しいですね。
車を持っている人が全員車を走行に使用すれば、そもそも駐車しておく意味がなくなるので、駐車場代も浮くという訳です。
しかし日本の法律がここで仇となっています。
アメリカや中国では、安全性が低い製品でも実際に使用させる事でデータを集めるのですが、日本はそういった実験を認める法律が認可されていないため、実験段階ですでに他国から遅れをとっているようなのです。
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何が良い悪いは判断しづらいですが、新製品の開発という点では、日本は今後もしばらく遅れを取ることにはなりそうです。
次に「遺伝子編集」についてです。
今後も遺伝子野菜は値段が低く、オーガニック野菜は値段が高くなると予想されます。
ここでもお金にゆとりのある富裕層は安全性の高いオーガニック製品を購入しますが、低所得者は値段の低い野菜を購入するしかないという選択肢になってしまうのです。
今後の遺伝子編集は野菜に及ばず人間にも使用されていくと、ひろゆきさんは予想しています。
実際に中国では、ゲノム編集という遺伝子技術を使用して双子の赤ちゃんを誕生させています。
倫理的におかしいという非難もたくさんあがっているようですが、自分が妊娠した際の胎児が、生まれる前に重い障害を持っていたとして、遺伝子編集により障害を治すことが出来るなら、世のお母さんは大金を積んででも中国に遺伝子編集を受けにいくでしょう。
こうして中国には大金が流れ込んでいくという構造が出来上がります。
道徳観や倫理観とは時代や文化と共に絶えず変化していくものなので、現時点では人間に遺伝子編集をするなんておかしいと感じてしまいますが、100年後の未来では、当たり前のように遺伝子編集が行われているのかもしれませんね。
次は「VR・AR」についてです。
VRとは、ゴーグルのようなものを付けることで、目の前全てがバーチャル空間の映像になる技術のことです。
家にいながら様々な体験が出来るのがVRの面白さですね。
最近のVRでは触覚も再現できている物があるそう。
私は試したことがないのですが、1度体験してみたいと思いました。
好きな芸能人とVRでデート出来たら最高ですね。
体が不自由で外出できない高齢者にとっても、このVRの技術は最適と感じました。
ARは拡張現実と呼ばれ、現実世界にCGを映し出す技術のことです。
VRが非現実世界を体験するのに対し、ARは実際目にしている現実にCGを持ってくるという訳です。
有名なポケモンGOや画像編集アプリなどもARの技術だそうですよ。
思ったより身近なのでびっくりしました。
●日本の経済
年金はもらえないなど様々な情報に溢れている現代ですが、「ひろゆきのシン・未来予測」の著者ひろゆきさんは、年金は払っておいた方が得をすると述べています。
年金で老後の全てを解消できるという訳ではないですが、生活を助けてくれるお金にはなるということです。
足りないと感じる部分は今からでも自分達で用意しておいた方がいいでしょう。
今後は若者間でも貧困層と富裕層の格差が生まれるとひろゆきさんは述べています。
現在の20代の半数は、貯金額が8万円以下にも関わらず、20代の平均貯金額は113万円という数字が出ています。
ということは、貯金がしっかり出来ている人と散財している人との間で、既に格差が生まれ始めているとひろゆきさんは言っています。
社会情勢が不安定な現在は、大学を卒業していても非正規雇用になっている人が数多くいます。
ここで大切なのは、生活コストを上げないでも幸せと感じるスキルを身につける事が大切だとひろゆきさんは考えます。
ひろゆきさん自身も、多額の貯金がありながら、生活レベルは大学生の時とほとんど変わらないとおっしゃっています。
高いものを買うから、お金が沢山あるから幸せではなく、自分が本当に何に幸せを感じるのかがより問われる時代になってくるのでしょう。
いつの時代もどこにいても心の幸せを感じるのは自分次第という事ですね。
●これからの時代に生き残れる人の共通点とは?
ひろゆきさんは「ひろゆきのシン・未来予測」で、将来生き残れる若者は、日本から海外へ飛び出していける人と述べています。
日本には古くから年功序列の文化が残っており、優秀な若者が実力発揮できる機会が少ないですが、海外では力さえあれば若くても日本の何倍もの給料を手に入れることが出来るのです。
ひろゆきさんおすすめの将来性がある業種を紹介します。
①農業、漁業、林業などの第一次産業
②物価が安くなる日本だからこそ、外国客が増える観光業
③Youtubeなどの動画を見て自ら学習できる人
おすすめの本
少しでも正しい未来に近づくために、ひろゆきさんの「ひろゆきのシン・未来予測」を手にとって全ての項目に目を通すことをおすすめします♪
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